㎎ Unit Symbols・コピー&ペースト
単位記号は、計量単位の表記を一文字に詰め込んだものです。このセットの大半は CJK Compatibility ブロックから来ており、㎎ ㎖ ㎚ ㎒ ㎾ ㏈ ㎇ のような組文字の単位が、それぞれ全角一マスに収まっています。古い東アジアの文字コードのテキストを何も失わずに Unicode へ変換できるよう Unicode 1.1(1993年)で追加されたもので、Unicode はこれらを単位の推奨表記ではなく互換文字として扱っています。そのほか、リットルによく使われる筆記体の ℓ、パーミル ‰ とパーミリアド ‱、ナンバー記号 №、薬局方のオンス ℥、重さのポンド記号 ℔、そして専用のオーム記号 Ω とオングストローム記号 Å も並びます。仕様表、栄養メモ、アマチュア無線やオーディオの投稿、そして一マスの単位がすっきり見える日本風の商品ラベルなどに貼り付けて使われます。度記号や摂氏、よく使うメートル法の組文字は、温度記号のページのほうが向いています。
コピーできるUnit Symbols
正規化でこれらの文字がどう変わるか
このリストの組文字の単位にはすべて互換分解があるため、NFKC 正規化をかけると普通の英字で書き出されます。㎎ は mg に、㎒ は MHz に、㎉ は kcal になります。意外な結果もあります。㎢ は上付き文字も展開されるので普通の 2 を使った km2 になり、㏗ は pH ではなく大文字の PH になります。㎍ と ㎛ はマイクロ記号ではなく、ギリシャ文字のミューに正規化されます。オーム Ω(U+2126)とオングストローム Å(U+212B)はさらに一歩進んでいて、分解が正準なので、より穏やかな NFC でもギリシャ文字の大文字オメガと、上に丸が付いたラテン文字の A に置き換えられます。Unicode は新しく書く文章にはこれら普通の文字を勧めています。
一マスの単位が役立つ場面と、邪魔になる場面
表の狭い列や縦書きの日本語ラベルでは、㎖ や ㎑ を使うと数値と単位がくっついたままになり、改行で分かれることがありません。ゲーマーのプロフィールで 40㎳ の ping のように使えば、小さな飾りにもなります。代わりに失うのは見つけやすさです。500㎎ と書いたショップの商品は、検索システムがテキストを正規化しない限り 500 mg の検索に引っかかりませんし、スクリーンリーダーはミリグラムと読まずに square mg という文字名で読み上げることがあります。お客さんや検索エンジンに読ませたい部分は普通の文字で入力し、これらは飾りに取っておきましょう。
よくある質問
‱ は本当にある単位記号ですか?▼
はい。‱ はパーミリアド記号(U+2031)で、一万分率を表します。1‱ は 0.01 パーセントで、金融でいうベーシスポイントと同じ大きさなので、25‱ は 0.25 パーセントです。仲間の ‰ はパーミル、つまり千分率で、塩分濃度や、ヨーロッパの血中アルコール濃度の上限などでよく使われます。
なぜリットルに ℓ が使われるのですか?▼
ℓ は筆記体の小文字 l(U+2113)です。小文字の l は数字の 1 と見間違えやすいため、一部の国や古い教科書ではリットルを ℓ と書き、組文字の ㎖ ㎗ ㎘ も分解の中でこの文字を使っています。SI の正式な記号は l または L なので、ℓ は規格ではなく表記上の好みです。NFKC をかけると普通の l になります。
オーム記号とギリシャ文字のオメガ、どちらをコピーすべき?▼
ほとんどの場合は、ギリシャ文字の大文字オメガ Ω(U+03A9)を使いましょう。オーム記号 Ω(U+2126)はこれと正準等価なので、多くのアプリが正規化の際に黙って置き換えてしまいますし、フォントもたいてい同じ形で描きます。オーム記号は、セットを完全にするためと、すでにこの文字を含む古いデータのために入れてあります。
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